「長期の有給消化期間を有効に活用したい」そんな方に私がおすすめしたいのが「IT留学」です。
「IT留学」とは、「プログラミング」と「英語」を学ぶ留学のことです。
IT留学であれば、海外旅行もしつつ、スキルアップすることができます。
また、英語だけでなくITも学ぶことができるので、次の転職先や、副業にも役立てることができるので、有給期間を有意義に過ごすことができるでしょう。
転職前の有給消化に何をするか悩んでいるなら、ぜひ「IT留学」を選択肢に入れてみてください。
この記事では、なぜ「IT留学」がおすすめなのか?またどんな方におすすめかなど、私の実体験を元にお伝えしていきます。
目次
私がIT留学を選んだ理由
私は転職する際に、次の会社で働くまで1ヶ月お休み期間がありました。直前の1週間は準備期間にしたいので、3週間で何ができるだろうと考えました。
やりたいことリストは以下の通り。
- 海外旅行
- 英語学習
- プログラミング学習
3週間という短い期間でどれか1つできればいい方だと思いますが、
もうしばらく長期休暇は取れないかもしれないし、全部やっちゃえ!ということで私が選んだのが、「IT留学」でした。
「IT留学」がオススメな3つの理由
ここからは実際に私が「IT留学」してみて、オススメできるなと実感できたポイントを3つに絞ってお伝えします。
学習に集中できる
ゴールデンウィークや正月休みの前はあれもやろうと意気込んでいるのに、結局何もできなかったなんて経験はありませんか?
私は誘惑に弱いので、強制的に勉強させられる環境に身を置きたいと考えました。
学校に入ってしまえば、カリキュラムが決まっており、課題も出るのでダラダラ過ごすことはありません。また、友人からのお誘いがあっても海外にいるので遊びに行くこともできません。
その結果、勉強に集中できる環境が手に入り時間を有効に使うことができました。
英語とIT両方学べる
英語とITはこれからの時代に必須と言われているものの、学習時間のかかるスキルです。片方ずつ学習しようとすると時間がかかります。
海外で集中して両方を学ぶことで、効率よくスタートダッシュができます。
また、私は英語だけの留学も経験があるのですが「IT留学」の方が授業に集中できました。
1日中英語の授業だと、午後はどうしても眠くなることが多く集中力が途切れがちでした。それに比べて、「IT留学」では半日がプログラミングの授業だったので1日通して集中して学習できました。
海外旅行も兼ねることができる
平日は学校や課題に追われていますが週末は割と自由な時間があったので、
同期の生徒や先生たちと飲みに行ったり、ショッピングしたり、ビーチに行ってシュノーケリングをしたりと楽しむことができました。
さらに長期滞在している他の生徒や先生と仲良くなると、ローカルなエリアにも連れて行ってもらえます。
普通の海外旅行では行きづらい場所にも行くことができたので、海外旅行という面でも大満足でした。
(おまけ)人との出会い
上記3つのオススメの理由には入れませんでしたが、「人との出会い」も魅力の一つです。
私は「IT留学」で素敵で面白い人たちとたくさん出会え、たくさんの刺激を受けました。
年齢も経歴もバラバラなのに、なぜか波長が合う人にたくさん出会え、一緒にカフェで勉強したり、飲みに行ったり、弾丸旅行に行ったり、、、
3週間という短い期間でしたが、たくさんの思い出と共に頑張る仲間ができました!!
有給消化期間に「IT留学」がオススメな人
IT初心者ので、英語に自信のある人
学校によっては英語でITを学ぶスクールもあるので、ITを学びつつ英語力を磨くこともできます。
ITも学びたいけど、英語力もレベルアップさせたい人にオススメです。
英語が初心者で、IT学習経験のある人
すでにプログラミングの知識があり、ITのスキルアップをしつつ英語を学びたい方にもオススメです。
私はこのパターンで、学習したことのない言語のカリキュラムを選びました。
有給消化期間に「IT留学」がオススメできない人
英語とITどちらも全くの初心者の人
「IT留学」がオススメとは言っても、どちらも初学者の方にはオススメできません。なぜなら、新しいことを同時に2つ並行して学習するのは大変で、どちらかがおろそかになってしまうからです。長期で留学できるのであればいいですが、そうでなければ欲張らずに英語のみの留学を選択した方がいいかもしれません。
IT初心者から日本でエンジニア転職を目指す方
短い期間(おおよそ1ヶ月程度)で転職できるまでのスキルを身につけることは難しいです。期間が長いほど滞在費もかかりますし、よほど海外に行きたい方以外は日本で学んだ方がいいと思います。
一方で、海外でエンジニアとして転職したい方には、短期だったとしても行く価値はあるでしょう。例えば、フィリピン人の先生に海外で働くエンジニアの様子を聞くことができたり、現地のエンジニア系のイベントに参加することができれば海外で働く日本人に会うこともできるかもしれません。
「IT留学」オススメの場所
「IT留学」するならフィリピンのセブ島一択です。インド、カナダ、アメリカなど他の国でも可能ですが、私がセブ島をオススメする理由は以下の3点です。
- 物価が安い
- 日系のスクールが多い
- リゾート気分を味わえる
物価はアメリカやカナダに比べたら断然安いので、滞在費も学費も安く抑えることができます。スクールにもよりますが、おおよそ授業料+宿泊費で1ヶ月23万円程度です。
また、海外のスクールだと手続きやトラブルがあった時に不安ですが、フィリピンは日系の学校が多数あり安心です。
フィリピンは治安が心配なイメージがあるかもしれませんが、語学留学先としても人気の国なので、ITパークなどの韓国人や日本人留学生が多いエリアは比較的安心して過ごせました。(とはいえ日本と比べたら注意は必要です。)
そして、セブ島はリゾート地なので日帰りで行けるビーチがいくつかあり、雰囲気も南国といった感じでリフレッシュできます。
フィリピンのデメリットとしては、日本レベルの綺麗さ、快適さはないという点です。
宿泊施設や学校は写真では綺麗そうでも実際に行ってみると3割減な感じです。(汚いというより、造りが雑だなぁといった印象でした)
ネットについてはIT系のスクールであればそこまで遅くはないですが、カフェなどの無料Wi-Fiが遅くて使えない日もありました。ポケットWi-Fiなどあると便利でしょう。
水道水は飲めません。お腹を壊すのでミネラルウォーター必須です。私は歯磨きの時もミネラルウォーターを使用していたので最初はちょっぴり面倒でしたが、慣れれば気にならなくなりました。
スクール選び方
スクールを選ぶにあたっては、以下の点を基準に選ぶとよいでしょう。
- 学べるプログラミング言語
→スクールによって学べる言語は異なるので、目的に合わせて選びましょう - 学習期間
→自分のお休みに合う期間のカリキュラムがあるかどうか確認しましょう - ITを日本語で学ぶのか、英語で学ぶのか
→ITの授業もフィリピン人の先生から英語で学ぶ学校と、日本人の先生から日本語で学ぶ学校があります。自分の英語とITのレベルや目的に合わせて選びましょう。
私の場合は英語の授業を理解できるか不安でしたが、「英語でITを学んでみたい!」という気持ちが強かったのと、ITの基礎知識はあったので英語で授業を受ける学校を選択しました。
授業を受けてみた感想は、英語力がある程度必要だと感じました。先生の説明を理解できず、質問もできないと授業が無駄になってしまいます。
よって英語に自信がない場合や、IT超初心者の方は日本語で学べるスクールを選択することをオススメします!
厳選オススメ3校(フィリピン/セブ島)
Kredo
特徴
- フィリピン人講師から英語でITが学べる
- セブ島唯一の政府公認IT×英語カリキュラム
- ITパーク(※)内に学校も宿泊施設もあるので安心
- 宿泊施設は高級コンドミニアム
- 宿泊施設から学校まで徒歩5分
- 最低1週間から留学可能
※ITパーク:フィリピン政府が最も治安管理に力を入れている経済特区)
私が実際に「IT留学」したのは「Kredo」でした。
宿泊施設から学校までが近いのはとっても便利でした!近くにレストラン、カフェ、スーパーとなんでもあります。しかも全てITパーク内にあるので安心です。カフェもいくつかあるので、その日の気分で他の生徒と一緒に勉強するのが日課でした。
以前よりフィリピンは治安が良くなっているとはいえ、ITパークの外は少々危ない雰囲気があります。「Kredo」は生活の全てがITパーク内で済むので、学習に集中できる環境にあると言えます。
また、カリキュラムとしてはそこまでハードではないので、週末は他の生徒と出かけることもできました。
1ヶ月の留学費用
22万円〜(授業料・宿泊費)
※4人部屋の場合。1人部屋の場合は別料金がかかる
そのほか詳細はこちらをご覧ください。
ACT HOUSE
特徴
- 日本人講師から日本語でITを学べる
- プログラミングに加えてデザインやビジネスなど学ぶことができる
- 学習だけでなく実践に重きを置いたカリキュラム(6ヶ月コース)
- 就職・転職だけでなく起業やフリーランスになる人も。豊富で多彩な卒業実績
プログラミングだけでなくマーケティングなども学べ、さらに6ヶ月コースでは実践として実際にクライアントとやりとりして仕事ができる点に非常に魅力を感じました!勉強して終わりではなく、仕事の体験までできるスクールは日本でも少ないです!
そして、学べる範囲が広い分、ボリュームがあるので遊ぶよりも勉強重視の方にオススメです。
1ヶ月の留学費用
27.5万円〜(宿泊費・授業料・光熱水費)
※ 4人部屋の場合。1人部屋の場合は別料金がかかる
詳細はこちらをご覧ください。
Seed Tech School(旧NexSeed )
特徴
- 日本人講師から日本語でITを学べる。科目によってはフィリピン人講師から英語でも学べる
- 学校の近くにアヤラモールがあるので買い物や食事に便利
- 学宿泊施設は綺麗なコンドミニアム。フィリピンでは珍しくトイレとシャワーが独立型
※セブの大型ショッピングモール
2013年にセブ島×IT×英語のスクールとして一番最初に創立された学校。以前はNexSeed という名前でしたが、2019年のサービス内容の大幅グレードアップにともない、「Seed Tech School」と名称が変更されています。
ITパークが便利とは言え、週末はアラヤモールまで買い物に行くことが多かったので、学校の近くに大型モールがあるのはとても便利です!!
1ヶ月の留学費用
39万円〜(授業料・宿泊料・光熱費・到着時の送迎・渡航サポート)
※2-3人部屋の場合。1人部屋の場合は別料金がかかる
詳細はこちらをご覧ください。
日本で学びたい方
フィリピンに留学するのはちょっと。。。でもITを学びたいという方は、こちらの記事もぜひ参考にしてみてください!
まとめ
- 「IT留学」はスキルアップと海外旅行の両方を叶えることができる
- 「IT留学」するならフィリピンのセブ島がオススメ
- スクール選びは期間・現在のスキル・目的を考慮して選ぼう