私は元地方公務員で、事務職として12年間働き、34歳で民間企業に転職することができました。若くもないし、特別な資格もない、そんな私が転職活動や現在の仕事で得た経験を元に、「公務員から転職するならこの仕事がおすすめ!」と言える仕事3選をご紹介します。
これを読めば、きっとその中からあなたに合った仕事が見つけられるでしょう!
目次
まずはやりたいことを決めてそれを目指すのが一番
転職する決意が固い場合、おそらく次どんな仕事に就きたいかを既に決めているはず。
その場合はそのままその情熱に従って転職活動を進めてください。
公務員から民間企業に転職するのは可能ですが、転職した後、人によっては多かれ少なかれ苦労するでしょう。インフルエンサーがこう言ってるから…などの安易な理由では頑張れません。
そこを頑張れるかどうか、辞めて後悔しないかは、「自分自身で決断したかどうか」が重要です。
公務員からの転職は「エンジニア」「WEBマーケター」「不動産営業」がおすすめ!
もし、あなたがまだ次にやりたい仕事が決まっていないのであれば、
「エンジニア」「WEBマーケター」「不動産営業」の3つがおすすめです。
これらがおすすめの理由と、どんな人におすすめなのか、メリット・デメリットを見ていきましょう。
エンジニア
エンジニアがおすすめの理由
言うまでもなくIT人材の不足により、未経験や文系出身のエンジニアでも積極的に採用している企業も増え、需要が高い仕事だからです。
私もプログラミング学校に通って未経験でWEBエンジニアとして転職することができました!
「エンジニア」がおすすめな人
- ITやWebサービスが好き
- フルリモートで仕事がしたい
- 粘り強い
- 勉強するのが好き
「エンジニア」のメリット
- 転職市場での需要が高い
- スキルアップすればするほど確実に給料が上がる
- 本業で得た知識で副業も可能
- 本業で得た知識で副業も可能
「エンジニア」のデメリット
- 他業種より、学習コストが高い
- 常に新しい技術を学び続ける必要がある
- スキルが低いと長時間労働になりがち
個人的に意見になりますが、私は結局エンジニアとして働き続けることを辞めてしまいました。理由は、プログラミングを学び続けることに楽しさを感じなくなってしまったからです。しかし、WEBエンジニアとして働いた経験はブログ作成はもちろん、様々な仕事で役立っています。もし興味があるならとりあえずやってみよう!でもいいと思います。
自分にプログラミングが合うかどうか、手軽に低コストで試したい場合はプロゲートがおすすめです!
また、未経験から転職を目指す場合、独学も可能ですが私はスクールに通うことをおすすめします。転職サポートもあるスクールに入って、効率よく転職しましょう。独学で時間をかけている間にあなたは歳をとります。20代後半を過ぎているならば、少しでも若い方が転職しやすいので、転職サポート付きのプログラミングスクールを検討しましょう。
WEBマーケター
「WEBマーケター」がおすすめの理由
公務員として働いてきた私たちは、集客して売上を上げる経験が全くありません。逆にその欠点を補うことができれば、今後また転職することがあっても、WEBマーケターのスキルは協力な武器になります。
エンジニア同様、事前学習は必須になりますが、こちらも近年需要が高まっている職種ですので、未経験でも転職可能です。
「WEBマーケター」がおすすめな人
- ITやWebサービスが好き
- 自分でブログを開設して運営している
- 分析力がある
- 人の心理に興味がある
「WEBマーケター」のメリット
- 転職市場での需要が高い
- 本業で学んだことをブログや副業に活かせる
- 他の業種に転職する場合も役立つスキルが身に付く
- リモートワーク可能が会社が多い
「WEBマーケター」のデメリット
- 常に新しいツールや手法、市場のトレンドなど学び続けることが必要
- ITやSNSが苦手だと厳しい
- 作業量ではなく、売上など成果で評価される
エンジニア同様、学び続ける必要があります。トレンドや使うツールがどんどん変わっているので、変化を好まない人には向かないと言えます。また、対クライアントに対するプレゼンなど、コミュニケーション能力が求められる仕事と言えます。また、データを解析して改善策を提案するなど、言われたことをただこなすのではなく自ら考える力も求められます。
不動産営業
「不動産営業」がおすすめの理由
エンジニア、WEBマーケターは未経験の場合、パソコンが苦手な時点でハードルが高くなってしまいます。そこでおすすめなのが不動産営業です。接客に苦手意識がなければ、飛び込み営業ではないので問題ないでしょう。また、契約書作成など事務作業も多いので、事務職経験も役立ちます。
そして、不動産業界はIT化が遅く、いまだにFAXも現役です笑。パソコンはOffice系が使えれば十分でしょう。
私は不動産業界での転職も経験していますが、慢性的に人材が不足しているのか、未経験でも採用している会社がほとんどでした。もし年齢的に不安であれば、宅建を取得しておくことをおすすめします!
今やコンビニより不動産屋が多いと言われていますので、その分需要も高いと言えます。
「不動産営業」がおすすめな人
- 接客が問題なくできる
- 不動産業界に興味がある
- 変化を好まない
- 成果を給料に反映させたい
「不動産営業」のメリット
- 営業力次第で年収を上げていくことができる
- 家に関する知識を私生活に活かせる
- 未経験でも転職しやすい
- 都心じゃなくても働ける
「不動産営業」のデメリット
- 免許必須、運転できないと仕事にならない
- 人と話すのが苦手だと厳しい
- リモートワークができない
- IT化の進みが遅い
不動産業界は、転職の際に事前学習不要です。(もちろん宅建を取得していればさらに転職しやすくなりますが。)実務の中で覚えていけば、新たに学ぶことは少なく、法改正さえ抑えておけば問題ないです。ある意味変化を嫌う人には向いているでしょう。
「エンジニア」「WEBマーケター」のどちらにもハマらなかった人全員に不動産営業をおすすめしたいところですが、興味のない仕事は続きません。
「いずれ不動産投資をしてみたい」「SUUMOを見るのが趣味」ならぴったりの仕事です。今はなくても、せめて興味を持てそうと思えなければ転職しても続けることが難しいでしょう。
なお、不動産業界にはいくつか種類があります。
そこについては、また別の記事で詳しく説明しますね!
おすすめしない職種
「事務職」はおすすめしません。なぜなら、給料が上がりにくく、仕事内容も単純作業が多いので経験が積みにくいからです。事務職は「定時で帰れる」「単純作業が多い」イメージがあります。しかし、そのような仕事が希望なのであれば、公務員から転職しない方がいいと思います!
ただし、事務職と別のスキルの掛け合わせた仕事であればおすすめできます!
友人は留学経験があり、英語が得意だったので、英語を使う貿易事務に転職をしていました。
公務員として働いていた時は英語を使う機会が全くなかったけれど、転職してからは仕事で英語を使えるようになり、スキルアップできて、毎日充実しているとのことです!
まとめ
- 公務員から転職するなら、「エンジニア」「WEBマーケター」「不動産営業」がおすすめ!
- 「エンジニア」は、ITやWebサービスが好きで、フルリモートで仕事がしたくて粘り強く勉強するのが好きな人におすすめ
- 「WEBマーケター」は、ITやWebサービスが好きで、自分でブログを開設して運営している人、分析力があり、人の心理に興味がある人におすすめ
- 「不動産営業」は、接客が問題なくできて、成果を給料に反映させたい人、変化を好まず、不動産投資を始めたい、など不動産業界に興味がある人におすすめ